〜育児をプラスに!〜

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今日、誰のために生きる?(ごろう)

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ごろうです。

 

日本全国のママたちにぜひ知っておいて欲しい本を紹介します。ぼくは妻から勧められました。とてもいい本です!

 

『今日誰のために生きる?』 

ひすいこたろうX S H O G E N 著(廣済堂出版

 

昨年秋に出版されてベストセラーになっているので、既にご存知の方も多いかもしれませんが、改めて。

 

“ペンキ画家”のショーゲンさんが、アフリカのタンザニアにあるブンジュ村というところで体験されたとても不思議な実話です。

村長さんのお祖父さんがシャーマンで、どうも夢の中で縄文時代の日本の人と交信して縄文的な生き方を学んだのだそうです。ブンジュ村ではその教えに従って縄文的な愛と平和にあふれた世界が展開されていたのです。縄文時代といえば、約1万4千年も武器も争いもない平和な時代、世界的にも例がない奇跡的な時代だったということが考古学的にもわかってきています。

 

その小さな村にアフリカンアートを学びに滞在された現代日本人のショーゲンさん。
日本人なのにあまりに縄文離れしていたために「ショーゲンさんはほんまに日本人なのか!?」と村の人たちにショックを与え、逆に、村の人たちから、本当の日本的な生き方や日本人の感性を教えられ、今ぼくたちに素敵なメッセージを届けてくれています。

 

ブンジュ村への滞在は、次の3つの問いが条件だったそうです。

 

  • ご飯が食べられることに、幸せを感じられるか?
  • ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか?
  • 抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか?

 (ブンジュ村に伝わる「幸せの3か条」)

 

その他にも、日常生活の中でいろいろハッとするような問いかけが、あたりまえのようになされています。

 

  • 今日も空を見上げてる?(それくらい心のゆとりがある?)
  • そこに喜びはあるか?(他人軸で生きていないか?自己犠牲になっていないか?)
  • 今日、誰のために生きる?

 

さらに、本の帯には

 

効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい

 

なんてショッキングな言葉も。

 

マインドフルネスやハートフルネスがあたりまえの世界。

目の前の物に対しては“赤ちゃんを抱っこするように”」扱い、

目の前にいる人に対しては“抱きしめるように”」話す。

その一瞬一瞬を味わい、感じる

 

この縄文のD N Aを僕らは確実に受け継いでいるんです。

本来、育児中に限定されるべき話では全くありませんが、

特に子育ての、このとても貴重な時期こそ、この本来の日本人の感性をちょっとでも思い出して、毎日丁寧にその瞬間瞬間を味わいたいものです。

日々新たに、
子どもたちと素敵な1日を!