〜育児をプラスに!〜

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日本語はこどもたちへの最高のプレゼント3 (ごろう)

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ごろうです。

 

日本語古典の音読三昧の生活を

今は個人の趣味レベルで楽しんでいますが、

これからひとつの使命として

「日本語の秘めた可能性」

どんどん表に出していこうと思っています。

 

日本語はかなり特殊です。

 

英国の歴史家アーノルド・J・トインビーが唱えた

「民族滅亡の三原則」

滅びる民族は

①  自国の歴史を忘れた民族

②  すべての価値をお金や物質で捉え、心の価値を見失った民族

③  理想を失った民族

だそうです。

 

日本語には

「歴史」「心の価値」「理想」

すべてが含まれています。

 

民族存亡を意識するくらいの危機感もあり

がんばるぞ!と。

 

でも正直なところ、それはそれとして、

かわいいこどもたちを見ていると、

もう純粋に、そうムチャクチャ純粋に

日本語の素敵さ、美しさを伝えて、

みんなで一緒に楽しみたい!

という想いがいっぱいです。

 

以下、「日本語音読指導者」になるにあたって提出した作文です。

 

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③ 【その後の展望】

 

日本語のすごい価値が十分に認識されていない現状を踏まえて、
これからは次の二つの観点から日本語の価値向上に明るく楽しく取り組んでいこうと思う。

 

一つは、多くの人に日本語の価値を知ってもらうこと。
すでに存在しているが埋もれてしまっている日本語の素晴らしさに光をあてて表に出していきたい。その結果、日本語に対する認識が変わり、教育の現場でも個々人の趣味レベルでも、改めて日本語を音・響きとして学ぶ日本人が増え、本来の大和な世界になっていけば最高だ。海外の人にも日本語をどんどんプレゼントしていけたらおもしろい。

 

もう一つは、今の日本語で失われている「ゐ・ヰ」「ゑ・ヱ」「を・ヲ」の復活。
日本語の価値そのものの向上だ。古典を音読していて「ゐ・ヰ」「ゑ・ヱ」「を・ヲ」の発音が大変心地が良いことに気がついた。それが何かはわからぬが、どこか郷愁に似た感じもある。ひらがなもカタカナも漢字もどんどんシンプルになり記号化されていっているが、記号化すればするほど本来もっている情感を含んだ日本語の良さが消えてしまう。とてももったいないことだ。そこで、まずは自分の趣味レベルで「ゐ・ヰ」「ゑ・ヱ」「を・ヲ」を活用してみようかと思う。将来は「ゐ・ヰ」「ゑ・ヱ」「を・ヲ」の専門家!?として活動しているかもしれないな、などと夢想していても楽しくなる。

 

素敵な世界を日本語から!

 

(終わり)