育児をプラスに!I K U G+
ごろうです。
3月になりました。まだ結構な冷え込みで真冬のように寒いですが、それでも日もどんどん長くなり、春の空気感が感じられるようになって来ましたね。
今日はひな祭り。
この「無茶苦茶寒いけど春っぽい」みたいな季節の変化を存分に(・・・強制的に!?)楽しめるのが育児・育休中の特権だなと思います。
僕自身は企業勤めしていた頃、今思えば心の奥底では季節感のない毎日におおげさでなく絶望感を感じていたようなので、育児中、子供を連れて毎日散歩したり遊んだりする中で感じられる季節の移ろいが極上のご褒美でした。
(妻が産後かなり体のダメージがあってきつかったので、できるだけ彼女が一人でゆったりと休めるようにと、赤ちゃんを抱っこして毎日せっせと外出していました。近所の散歩を超えて山歩きや街歩きに発展して、必要があってのことでしたが僕にとっては今でもいい思い出です。)
限界を超えて育児を頑張っている時こそ、このちょっとした季節の変化を積極的に取りに行くことをおすすめしたいです。精神的パワーの補充になります。
春夏秋冬の四季だとざっくりしすぎなので、さらに細かく二十四節気(月の半分)あるいは七十二候(約5日)を頭の片隅に入れておくと面白いです。
今の時期は二十四節気でいうと雨水です。雪ではなく雨が降るようになり、雪や氷が解け出し春が感じられるようになる時期。雨水に入ると雛人形を飾り始めると良いと言われています。3月5日からは啓蟄に入ります。冬籠りしていた虫が這い出てくる頃で、どんどん春が進んでいきますね。
七十二候で言うと今は草木萠動。そうもくめばえいずる。やっぱり春です!これをちょっと意識して外に出てみると、不思議と「芽生え出ずる」現象が目に入ってきます。あたりまえのことに感動できる瞬間です。
七十二候は5日毎に入れ替わるので、毎日同じことの繰り返しで単調な日々が続いているように思えて滅入りがちなときなど、ちょっと心を動かすのにもってこいです。
育児期間は自然大地に比較的近いところで過ごしやすいです。社会人生活で麻痺しがちな感性を取り戻す素敵な時期にもなり得ます。ここは積極的に!
ちなみに今日のひな祭り。桃の節句。旧暦3月3日は今の暦では4月中旬頃なのでこれから1ヶ月あまりは雛壇を飾って楽しんでいてもいいかもしれませんね!
うちは男の子なのでさらっとしたもんですが^^