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ごろうです。
この春に「日本語音読指導者」という資格を取得しました。
資格なんて何年振りやろう・・・。
(15〜6年前の「手相」が最後かな)
昨秋から指導者を養成する講座で学んでいました。
今や音読が日常の一部になっています。
朝目覚めたら音を響かせて頭をシャキッとさせ
1日のスタートです。
講座を修了するにあたり、作文を提出する必要がありました。
お題は
- 養成講座を受けたきっかけ
- 音読の効果について
- その後の展望
以下、そのまま紹介したいと思います。
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①【養成講座を受けたきっかけ】
「ア〜マ〜テ〜ラ〜ス〜オ〜オ〜ミ〜カ〜ミ〜」
もう二十年前になるが、アメリカのマクロビオティックのイベントに参加した時のこと。
朝から大声で、世界中から集まったたくさんの人たちが楽しそうに唱えている場面に遭遇して、とても困惑したことがある。
(日本語を話さない人たちが、アメリカで、なんで日本語を・・・?)
(しかも、なんで天照大御神・・・?)
これはチャンティングと言って、音の響きをヒーリングや瞑想に取り入れたワークだった。なにもみんなで日本の神様を拝んでいたわけではない。他にも
「アエイオウ。ヒフミヨイムナヤコトモチロ。オウン」
と音を伸ばしながら発声をするものや、単に
「ス〜〜〜〜〜〜〜ゥ〜〜〜〜〜」
と「す」の一言を発声するパターンもあった。
すべて、“あ・い・う・え・お”の50音である。
そのあやしげな雰囲気はともかく、自分も参加して一緒に発声してみると意外に心地がよいことがわかった。言葉によって微妙に違いはあるが、総じて心が落ち着きスッキリとする。後に私もマクロビオティックの指導者としてチャンティングを活用し効果も感じてきた。そんな体験をしていたので、日本語の音の響きや不可思議さには少しなじみがあった。
最近たまたま知り合いになった90歳のおばあさんから、ひょんなことから松永暢史先生の本をいただいたのが、そもそものご縁である。一音一音切って発音するという独特の松永式音読法に惹かれて、音読道場の門を叩くことになった。
(続く)