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ごろうです
6月26日から七十二候では
菖蒲華(アヤメの花咲く)
- 初候 及東枯 21日~25日
- 次候 菖蒲華 26日~30日
- 末候 半夏生 7月1日~6日
菖蒲の花言葉に
希望・愛・神秘的
というものがあります。
その花言葉にもちなんだ(!?)
今月末までのオススメのすごし方を紹介します。
- 茅輪(ちのわ)くぐり
- 今年前半の締めくくり
⒈ 茅輪くぐり
今月末6月30日はちょうど一年の半ば。
神社で夏越の大祓が行われます。
知らず知らずのうちに溜まってきた
今年前半の罪や穢れを祓い
来たる夏の暑さにも負けずに
元氣に乗り越えていこう
という趣旨のものです。
罪や穢れと言っても、
必ずしも文字通りの恐ろしげな意味ではなく
- ツミ:知らず知らず心身に積み重なった余分なもの
- ケガレ:エネルギー不足。元氣でない状態。
くらいの感じです。
ここで無事元氣に楽しく一年の後半を過ごせるように
自分を整えます。
仕切り直しのいい機会です。
また大祓は個々人の罪穢れを祓うというより
本当は国や世界レベルの全体の話です。
でも全体は個々の集合体なので
あまり細かいことは気にせず
まずは自分自身を整えることにフォーカスして大丈夫です。
神社はとても整った空間なので
その場に身を置くだけで自分も整いやすいです。
無限のリラックス・清浄・愛・感謝を感じながらぜひ。
夏越大祓の時期、茅輪が登場します。
この茅輪くぐりはぜひ親子で体験しましょう。
- 輪をくぐって左回りして戻る
- 二度目は右回りでくぐる
- 三度目は左回り
最後にもう一度輪をくぐって
そのまま拝殿・本殿へ向かいます。
子どもが小さい頃は
この輪をクルクル回るという行為自体が楽しいので、
純粋に親子で仲良くクルクルするといいです。
茅の輪くぐりにちなんだお守りもかわいいものもあるので
グッズ(!?)としても楽しめます。
少し大きくなると
- あのでっかい輪は何?
- なんで左回り→右回り→左回りなん?
- クルクル何してんの?
とか親もよくわかっていないような問いが容赦なく飛んできます。
僕らが受けてきた教育ではそんなこと一切学んでいないので大変です。
でもここが親としての踏ん張りどころ。
なんで?と聞かれるまでが親に与えられた猶予期間(勉強期間)。
僕らも子供のように好奇心をもって純粋に
なんで?なんで?
を丁寧に紐解いて子どものなんで?に
しっかりと応えていきたいものです。
子どもがいるからこその自分自身の成長が楽しめます。
本当に親こそ勉強やなと、いつも思うところです。
今年前半の締めくくり
大祓があるということは
一旦締めくくりです。
年末の大晦日を迎えるくらいに
気合いを入れていい所です。
新たな歳を迎えるように
新たな時を迎えましょう。
改めて
自分の真(まこと)の思い・本音を確認しましょう。
- 自分がちゃんと真の思いで生きているか?
- 真の言葉を口にしているか?
- 自分自身を大切にしているか?
を振り返るいいきっかけです。
YESの場合はさらに勢いがつきます。
NOの場合は一旦ケジメをつけましょう。
菖蒲の花言葉を最初に少し取り上げましたが、
あなたを大事に
信念・志・強い希望
などもあるんです。
ちょうどこの時期にこの菖蒲という花が登場するのも
面白いタイミングです。
自分自身こそ大事に!
それが素敵な育児につながります。
(もちろん家族にもキャリアにも)
また夏至は陽の極まりです。
陽が極まるとどうなるか?
”亢龍、悔いあり”
とし、行き過ぎを戒めています。
陽が極まったこの時期こそ
少し立ち止まって内省をいうことです。
茅の輪をくぐって
一年の前半を締めくくって
さらに素敵な毎日をエンジョイしましょう。