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ごろうです。
今日5月10日は、七十二候では
蚯蚓出(ミミズが登場!)
ミミズの漢字が蚯蚓というのも
それなりに雰囲気が出ていて面白いです。
ミミズが大好き!という人は
あまりいないかもしれませんが
こどもとお外ですごしていると、
やはりミミズとも出会います。
ぎゃ~!!!
とか反応してしまうと
子どもも当然
ミミズは
ぎゃ~!!!
という存在だと
経験から学びます。
まぁ、ミミズが急に飛び出してくることはないので
あんまり”ぎゃ~”ということはないかもしれませんが。
(”ぎゃ~”はゴキブリとかゲジゲジとかでしょうか)
いずれにしても、
ミミズを見た時に
気持ち悪い感を出してしまうと
土壌を豊かに育んでくれている
偉大な(!?)ミミズに
申し訳ない気がします。
そこで、以下、好きにはなれないまでも
ミミズのことをもう少し身近に感じらたらということで。
地球はミミズが整えている
ミミズを英語で
earthworm
アースワーム
といいます。
地球の虫
実はミミズのおかげで
豊かな森
肥沃な大地
が成り立っています。
4~5億年前の化石がありますし、
ミミズに似た生き物は11億年前には
存在していたとも言われています。
地中にも生物はたくさんいますが、
地中の生物の総重量の半分以上がミミズだそうです。
(80%近くとの言及も)
地上で生き物が生活できるのも
地中のミミズのおかげです。
絶妙のバランス。
あのダーウィンも
ミミズの研究に40年以上を費やし、
なんと生涯最後の著書が
『ミミズと土』
また、
ミミズは古くから注目されており
「大地の腸」
と称していたり
クレオパトラからは
聖なるもの
として称賛されていたり
とてもポジティブです。
日本でも
自然の鍬
とも言われていて
平安時代には
美美須
美美春
とも書かれていた記録があります。
長野県には蚯蚓神社も。
ミミズの思い出
うちではミミズが道路や溝など
コンクリートの上で困っていたら
土のあるところに連れていってあげています。
干からびていたら少しお水もかけます。
復活して土に帰っていく様子は感動ものです。
小さな頃からそうしていたので
子どももミミズを見つけたら
「助ける???」
と嬉々として報告しにきていました。
微笑(ほほえ)ましい。
実際に手で拾い上げて運ぶのは
僕の役目でしたが・・・(苦笑)
ミミズが土に潜るまで
二人でじ~っと見守っているのも
ちょっとした素敵な時間だったなと思います。