育児をプラスに!IKUG+
ごろうです。
今日から二十四節気では
晴明から穀雨に変わりました。
穀物を潤す恵みの雨ですね。
そう知っていると雨が必ずしも悪い天気というわけではなく、
見方を変えると良い天気になるというところが面白い。
以前スペイン人の友人に聞いた話ですが、
スペインで砂漠化が進んでいるエリアでは、
雨が降ると”いい天気!”と喜ぶらしい。
マクロビオティックで陰陽を学び、
今またカタカムナでも陰陽を学んでおり、
こういった何かを絶対的に決めつけない相対的なものの見方が
心地よく思われます。
”育児はプラス”発想がママだけではなく
みんなのあたりまえとなるように頑張ります!
葭始生(葭がはじめて生ず)
七十二候では
- 初候 葭始生 20日~24日
- 次候 霜止出苗 25日~29日
- 末候 牡丹華 30日~5月4日
今節気では葭に苗に牡丹。
悲しいことに自分にはこの自然感覚が全くないので新鮮です。
葭と日本の深いつながり
葭(ヨシ)は葦(アシ)の別名です。
本来はアシでした。
イネ科の多年草で水辺に自生しています。
昔から葦の茎で作った簾(スダレ)がが利用されています。葦簾(ヨシズ)と言います。
- 宇摩志阿斯訶備比古遅神
ウマシアシカビヒコジノカミ
古事記で最初に登場する造化三神(天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神)の次に成った神。葦の芽のように成長の早いエネルギーのことです。
次に天之常立神(アメノトコタチノカミ)に続き、これら五柱の神を別天神(コトアマツカミ)と言います。
- 葦舟
イザナギ・イザナミの国生みで最初に生まれたヒルコが葦舟で流されています。
- 豊葦原千五百秋瑞穂國
トヨアシハラノチイホアキノミズホノクニ
日本書紀でも日本のことを豊葦原千五百秋瑞穂國といい、美しい國と称えています。
豊葦原瑞穂國(トヨアシハラノミズホノクニ)は大祓詞にも出てきます。
葦や葭など普段は全く意識していませんでしたが、
有史以前、神話の時代からのつながりが感じられると、
なんとなくですがほっこりとしたうれしい感覚があります。
さらに、自分自身が大好きなこの日本に生まれ育ち、
また次世代の子どもを育てていることにも、これもまた
なんとなくですが誇らしさに似た感覚が感じられました。
このなんとなくの感覚を大事にして、
子どもと共にじっくりと素敵に育んでいきたいと思います。