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ごろうです。
今日、勤労感謝の日の祝日をいかがおすごしですか?
関西は秋晴れ爽やかで、とてもすがすがしいです。
親となってから、子どもとのやりとりを意識してか、祝日の意味など、
これまで完全にスルーしていたことに、素朴な疑問を抱くことが多くなりました。
祝日がなぜ祝日になったのか?
季節の行事の意味は?
など、子どもに聞かれたら、どう答えるのだろう?と先回りして、
子どもの”なんで?”に対する予習をしている感じです。
この子どもと一緒に成長している感じが大好きです。
勤労感謝の日は昨日のブログにも書きましたが、
かつて“新嘗祭”だったという背景があっての“勤労感謝の日”であることを理解していると、
なぜこの時期なのか?
なぜ感謝するのか?
など、その意味合いがよくわかります。
背景なしの“勤労感謝”では、どうしてもちょっと表層的な感じがします。
これまでの自分がそうであったように、単に「祝日でラッキー」くらいな感じだと、とてももったいないなと思います。
振動が現象化して言葉となる
現在、日本語の“あいうえお”五十音の一音一音の意味を学び、日本語の音の響きと意味合いの理解を深めております。これがまた面白い!
あらゆるものに固有の振動があり、その振動が現象化したものが、実際のモノでありコトであるといいます。言葉もその一つ。
使われなくなった言葉は今の時代では振動が弱まっており、逆に新たに使われている言葉は、現象化するくらい強く振動していると考えられます。
勤労感謝の日はもちろん勤労に感謝する日。
一音一音の意味を拾ってみると
勤労
(キ)エネルギー
(ン)掛る音を強める
(ロ)空間
(ウ)生まれ出る
→ 強いエネルギーの空間が生まれ出る
となり、仕事をすることで強いエネルギー場を作り出していることがわかります。
この創造性や生産性が尊いわけですね。
感謝
(カ)チカラ
(ン)掛る音を強める
(シ)示し・現象
(ヤ)(自然と)飽和する
→ 強い力の示しが自然と(心の中に)飽和する
強い思いが湧き上がって心中満たされている感じですね。
感謝とは意図的にする(できる)ものではなく、
自然と湧き上がる強い気持ちだとわかります。
一方、新嘗祭は、「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走とか、お召し上がりいただくこと、を意味します。実際に、宮中では天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉り、お召し上がりになります。
(ニ)圧力
(イ)伝わるモノ
(ナ)核・重要なモノ
(メ)指向・芽
(サ)遮り・差
(イ)伝わるモノ
→ 圧力が伝わり核となったもの(新米)を指向し(嘗)、遮り(特別な祭ごととして)伝わるモノ(祭)
という感じでしょうか。
さらに、音と数との関係性から読み解くと
- 勤労感謝の日:分かれて一体化して、また分かれて一体化する繰り返し。循環。
- 新嘗祭(ニイナメサイ):発信放射し新たになる
- 新嘗祭(シンジョウサイ):統合して(指向して/芽が出て)新たになる。まさに根源から出て新たになる
大きくみると同じような振動を持っているのがわかります。
11月23日の1・1・2・3も
根源から出るヒフミ
と読み解け、新たな出発点となることが感じられます。
本居宣長の「いただきます」「ごちそうさま」の歌
最後に本居宣長の詠んだ食への感謝の歌を紹介します。
勤労感謝の日の祝日にちょっと詠じてみても良いかもしれません。
神社神道でも食前食後の感謝の詞として詠まれています。
(息子も小さい頃にすぐに覚えて、今でもいつも詠んでいます。早口で^^)
いただきます
「たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の めぐみえてこそ」
(たなつもの もものきぐさも あまてらす ひのおおかみの めぐみえてこそ)
・・・頂きます
ごちそうさま
「朝よひに 物くふごとに 豊受の 神のめぐみを 思へ世の人」
(あさよいに ものくうごとに とようけの かみのめぐみを おもえよのひと)
・・・ご馳走様でした
素敵な感謝の1日を!