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ごろうです。
先日なぎささんがブログで書かれたた
出雲の神在月
(出雲大社のパワー(御神徳)にはびっくりしました〜)
旧暦10月(今の暦では11月)に出雲で神在祭が行われます。
神在祭が行われるのは
旧暦10月11日から17日の7日間。
明日11月11日から17日にあたります。
スケジュール
11日 神在祭 神議り(カミハカリ)
17日 神等去出祭(カラサデサイ)
神在祭の本質は陰陽統合
「10」は統合を意味します。
統合の月の10月(旧暦)に八百万の神々が出雲に集い統合することに
とても神秘的なものを感じます。
神議りでは、男女の縁結びや農作物の収穫などについて協議されるとのことですが。
元々は、出雲大社の祭神である大国主命の国譲りの際に役割分担がなされています(『古事記』『日本書紀』)。
現世(目に見える世界)と幽事(目に見えない世界)は表裏の関係で表裏一体です。
出雲に八百万の神々が集い、目にみえない世界(エネルギーの世界・因果の因)を治めることとなった大国主命のもとで幽事に関する話し合いがなされるんですね。
統合は新たな創造につながる
男女の統合は歓喜そのものですし、その結果、新たな生命が誕生するなど
陰陽統合の象徴とも言えます。
陰陽が統合した結果、新たに生まれる創造のことを
「中」(統合した空間に一本柱を立てた象形です)
といい、「中庸」という言葉で、
この世の本質は常に(庸)創造(中)
だということを表しています。
一瞬一瞬に歓喜を覚える状態が本当は自然のあり方なのかもしれません。
赤ちゃんのように常に感動を!
ですね。初心(というのだろうか?)忘るべからずです。
中庸というとなんとなく無難な生ぬるい感じが一般的ですが、真逆ですね。
神在月の出雲から、国レベルで、あるいは現在なら地球レベルで、
目には見えぬが、
新たな創造のエネルギーが凝縮されて解き放たれる
ことを想像すると、ちょっとゾクゾクします。
ちなみに、神在祭で八百万の神々のお宿にあたるのが
出雲大社境内の十九社。
ひふみよいむなやこと(一二三四五六七八九十)の
「九十(コト)」の逆の「トコ」。
出雲から「トコ」立ちされる所と読み解けます。
天之常立神(アメノトコタチ)
国之常立神(クニノトコタチ)
の「トコタチ」ですね。
神在祭の一週間のすごし方
出雲の地元では、お忌さんといって、
神在祭の間は、神議りの邪魔をしないように、
建築や歌舞音曲、さらには掃除や爪切りまでも控えて、静かに過ごす風習もあるそうです。
見えない陽のエネルギーを極限まで充電することに集中していたんですね。
もしかしたら旧暦神無月を過ごす出雲以外の人たちも、
神在祭のこの一週間は、少し意識して内省しながら、
極限まで心の充実を図る時間として
静かに過ごしても良いのかもしれないなと思いました。
内に見えないエネルギーを充実させよう