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ごろうです。
今朝、西宮神社に参拝したところ、境内は屋台の準備等で大変人も多く
朝からわさわさしていました。
今日なんかのお祭りやったかな?と思ったら、
第28回西宮酒ぐらルネサンスと食フェア
というイベントがあり、今日明日二日間行われます。
この西宮エリアは酒どころとしても有名で、
西宮神社の近くにある浅井戸から汲み上げられる名水の「宮水」が
酒造りに使用されます。このお水は六甲山の花崗岩層を通って湧出しており、
比較的硬度が高く灘酒のような辛口のキレが特徴のお酒となります。
十月第一土曜日に、これから始まる酒造りを前に、
この「宮水」への感謝を込めて宮水発祥之地でご神事「宮水まつり」があり、
そこからヱビス様や時代装束を身につけた酒造り関係者が西宮神社まで巡行し、
西宮神社で「ゑべっさんの酒・醸造祈願祭」が行われるそうです。
で、午後から「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」が始まります。
いろんな酒蔵の新酒の飲み比べもできるそうで、
お酒の弱い僕にはあまり関係のないイベントにはなりますが、
お酒好きの人にはとても楽しい時間が過ごせそうです。
たくさん屋台が並んでいますが、
ちょっと地元色の強い面白そうなものをピックアップすると・・・
飲みやすく本格派、日本酒カクテル(関学日本酒振興プロジェクト)
みやたん饅頭、戎金鍔(あおやま菓匠)
甲子園ヒーロー揚げ(西宮・甲子園ヒーロー揚げ推進委員会)
名物えべっさんのだし巻き(だしの店つみ木)
日本酒コーヒーと美味しいドーナツ(BUNDY BEANS)
などなどありました。
また「新酒番舩祝行列」といって江戸時代の風習を再現したパレードも見られます。
〜にしのみや観光協会のサイトから〜
「新酒番船踊り」
江戸時代には、その年の新酒ができると、一番に江戸に運ばれたお酒は高値で買ってもらえるため、灘の酒造家は先を競って船を江戸へ走らせました。その例年行われる行事を「新酒番船」と呼びました。一番船となりご祝儀が出た船の船乗り達は、大喜びで踊りながら江戸の町を練り歩いたといわれています。その盛り上がる様子を表した新酒番船踊りが、「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」の新酒番船パレードで披露されています。
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ちなみに、この灘のお酒が、上方(かみがた)から
江戸に運ばれる「下り酒」(くだり酒)と呼ばれたそうで、
灘のお酒の質の高さから「くだりもの」が高級品の代名詞に、
逆に「くだらないもの」は品質の悪いものを指すようになったとか。
言葉にも歴史があり面白いです。
お酒が飲めなくても親子で楽しめそうです。
地元を知るきっかけにもなりますしね。
僕自身も奈良出身なので新参者です。子どもと一緒にこんな感じで
ゆるく地元を知っていけるといいなと思いました。