育児をプラスに!I K U G+
ごろうです。
子供が大きくなっても言えることだが、
子供との時間は一瞬一瞬が勝負(宝物)だ。
どんどん成長するので、いつもいつもこの“今だけ”の貴重な時間を大切にしてほしいと思う。
もうかわいくてかわいくてコロコロしている時はもちろん、
たとえ暴君状態になっていて手がつけられない時も、
あとで振り返るとすべてとても貴重です^^
目の前にいる存在はまさに今だけの存在
(ふと気がつくと、すでに過去の存在になっている。ぼ〜っとしているとおそろしい。)
「場を整える」必要性
子育ては想定外の連続だ。特に初めてのこどもの場合はまったく土地勘がなく翻弄される。毎日もまれながら、なんとかかんとかこなせるようになってはくるが、こどもの成長は凄まじく、慣れた頃にはもう次の次元に飛び立っている。やはり翻弄される毎日だ。
目の前の存在に100%向き合うために、貴重な一瞬一瞬を味わうためにも、
余計なことをしている余裕はない。
ここに場を整えて臨む必要が生じる。
ママ(自分)が最高の状態で臨める環境をつくる
日本では昔は産後の床上げ期が3週間から1ヶ月でした。
この期間はひたすら休む。
上げ膳据え膳状態で、授乳以外はひたすら休む。
育児・家事がある程度できるようになるまでおよそ1ヶ月弱。
それくらい完全に休むことが自然の理に適っているのが経験的にわかっていたのだろうと思う。現代でも参考にすべきである。
床上げまでの3週間にとどまらない。
その後も、基本は上げ膳据え膳でいいと思う。
それだけ子供を育てることは大切なことだし大変なこと。
今はママに負荷がかかりすぎている。
本当はもっと楽に育児ができて、育児を楽しめる状態じゃないと。
とはいえ、時代や社会環境に文句を言っていても不毛なだけである。
自分でできる範囲で主体的に理想的な場を整えることが重要だ。
上げ膳据え膳は、
本当に必要なこと以外はしてはいけない
本当に必要なことのみに全集中!
という発想を象徴するものだ。
その時その時で、自分が全集中すべき本当に必要なことといったらなんだろう?
それが何かは人によって異なるが、明確に自覚して、
自分ができるだけ優先度の低いことに
気を煩わさずに済むような環境を
整えておきたい。
育児は子供を中心とした家の経営だ。
また子供が新たに加わった自分の人生の経営でもある。
ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を活用し、
どう育児をしていくのか?どう人生のキャリアをつくっていくのか?
できる範囲で整理しておくといいだろう。
- ヒト:よき理解者・協力者は誰?どう巻き込む?
(最大・最愛の味方であるはずの夫がどうしようもない敵?に
見えることもままあるらしい。要注意である。ママもパパも。) - モノ:どんなサービスが使える?どんなグッズが必要?
家事負担を減らせる工夫はないか? - カネ:どれだけお金がかけられる?
- 情報:(あふれる情報の中で)自分にとって本当に必要な情報は?
場を整えて、堂々と上げ膳据え膳体制を築いて勝負しよう。
「場を整える」意味
自分ひとりでなんでもかんでも頑張るには限度がある。
人の助けを借りる。
物やサービスの助けを借りる。
そう場を整えるのには、大きな意味がある。
他力の活用である。
自力だけの限界にチャレンジし続けるのも自分が鍛えられて厳しくも良い修行になるだろうが、限界を知り(ある意味あきらめて)、他力を気持ちよく活用できると、もっと楽で楽しい修行になる。孤立よりも協調を。苦行よりも楽行を。
自分でなんでもやらないと気が済まない人は、なんでも自分の思い通りにしたいという傾向がある。
けれどもなかなか自分の思い通りにならないのが育児だ。
思い通りにならないことに執着すればするほどストレスがたまる。
完璧主義も減点思考も罪悪感も一切いらない。
特に、これまで一人でゴリゴリ頑張る傾向があった人は、この機に
甘える、ゆるす、認める、信じる
ゆだねる、まかせる、がんばらない
力を抜く、適当、いい加減、ほどほど感
などなど
そのゆるさ加減を意識的に体験してみるのもいいだろう。
場を整える。
すべてに頑張らないという選択をする。
任せるところは任せて、手放すところは手放して
上げ膳据え膳
ピンポイントで自分がなすべきところに全力投球する。
この、誰に何を任せるか?自分が何をするのか?
限られた条件の中で何ができるのか?どう進めていくのか?
この差配は仕事・キャリアにも通じる。
プレイヤーからマネジメントへ。
すべては繋がっている!